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  フィアット 500/FIAT 500 概要と印象

フィアット 500は、イタリアの銘車500(アニメのルパン3世カリオストロの城 にも登場)を現代に蘇らせたクルマです。

昔の丸いデザインの基本は変わりませんが、細かい作りこみはさすがに現代のクルマです。
精度が高そうなしっかりした作りで、隙間の少ないデザインが目に付きます。
前後のバンパーやドアノブのクロームメッキ部分が、懐かしさを感じさせてくれます。
丸いデザインの中にも、各所に折り目を付け、スッキリした印象を兼ね備えているところが、見事なデザインといえるでしょう。

外観の全体デザインとしては、懐かしさを感じさせつつ、しっかり現代風の精度を確保したデザインがポイントでしょう。
まったく新しいクルマとして見ても、非常に個性的で まとまったデザインといえるでしょう。

フィアット 500 前面フィアット 500 後面フィアット 500 内部
        画像は あるグレードのもので、紹介しているグレードと異なる場合があります。



フィアット 500の内装も、懐かしさと新しさを上手くまとめたデザインです。
昔の金属パネルのようなツヤのあるパネルや、クラシックデザインは、昔の味はあるものの、上手く現代風の雰囲気を取り込んで、まとめられているのです。
白い内装は汚れやすそうですが、その汚れが使い込んだ味にもなりそうです。
シフトがセンターパネルについているので、クルマの巾が狭い割には、助手席との狭さを感じることは無さそうです。
クラシックを基本に、現代風にアレンジしたデザインは、外観同様に、高いレベルでまとまっているのです。

シートやドア廻りのデザインも、明るくクラシカルにまとめています。
黒い内装部分は現代風ですが、クロームメッキのドアハンドルやクラシックデザインのシートが、さほど違和感なく収まっています。
ただ、室内空間がかなり狭く、トランクも狭いので、4人での長距離ドライブは考えない方が良いでしょう。
ブレーキの弱さも考えると、基本は街乗りのクルマといえそうです。

シートはクラシックデザインですが、作りはしっかりしています。
二人でのドライブであれば、かなり長距離でも快適そうです。
収納部分については、少なめですが、そもそも収納を重視するクルマではありません。
リアシートの裏面に鉄板が使われているのは、安全面では有利なのですが、入れるもの次第では、傷が付きそうです。


フィアット 500は、懐かしいデザインに現代風のアレンジを上手く取り入れて、まとめられたデザインが最大のポイントです。
ほとんど2シーターともいえる作りから、若干不足しているパワーを見ても、このデザイン以外の実用性については、大きな期待をしてはいけません。
とはいえ、安全性に対して十二分な対策を行なった、しっかりした作りのクルマなので、長く付き合うべきクルマといえるでしょう。
また現在のラインナップではアイドリングストップ機能が追加され、燃費が改善しています。


フィアット 500/FIAT 500の1.2Lエンジン グレード一覧
グレード価格燃費特徴
1.2 POP1,950,000円19.2km/Lベーシックグレード
(車両価格200万円以下で2WD、AT免許で運転可能のグレードのみをリストにしています)

                                       2012年1月6日更新

   

フィアット 500/FIAT 500    概要と印象    装備品    スペック
 
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フィアット 500
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