選んで使うコンパクトカー
 
 
選んで使うコンパクトカー
 

  トヨタ ヴィッツ/TOYOTA Vitz 概要と印象

トヨタのヴィッツはコンパクトカーの中でも、定番のクルマの一つです。
そのヴィッツがフルモデルチェンジ、新しいトヨタのデザインを身にまとってのデビューとなりました。

ヴィッツの外観のデザインは、前面廻りのデザインが最近のトヨタのモダンデザインとなりました。
グリルからヘッドランプを一体感のあるシャープなデザインにまとめ、押しの強い形のバンパーと組み合わせて現代的な動きのあるデザインにまとめています。
空気取り入れ口を大きく目立つ形としているところも、最近のヨーロッパのクルマのトレンドデザインを取り入れていることが伺えます。

ヴィッツの側面デザインは、折り目を強調したシャープなデザインに変更です。
ルーフや窓の形はラクティスあたりと同様ですが、高さが低いのでよりシャープに見えます。
リア廻りでは、バンパーの造形が最近のヨーロッパ風デザインです。
側面からつながる折り目とソリッドでRV風のバンパーを組み合わせ、なかなか個性的で上手いデザインとしてまとめています。

外観の全体デザインとしては、モダンで動きのあるデザインでまとめた、万人向きのデザインとしてまとめられています。
前作の女性向きのデザインから、男性まで取り込んだ幅広い人に似合うデザインとしてまとめているのです。
女性向けに特化したパッソがあるので、ヴィッツはより幅広いユーザーを対象としたデザインに変更されたようですね。

トヨタ ヴィッツ 前面トヨタ ヴィッツ 後面トヨタ ヴィッツ 内部
        画像は あるグレードのもので、紹介しているグレードと異なる場合があります。



ヴィッツの内装では、未来派志向から一転して、シンプルなフィアット500風デザインを採用です。
エアコンからカーステレオまでをコンパクトにまとめ、中央の高さを明るいソリッドなパネルを強調しています。
メーターも普通に戻り、素直に操作が出来そうな、好印象のインテリアとしてまとめているのです。
このあたりも、万人向きのデザインの方向性が見えるところでしょう。

ドア廻りのデザインは、正面の明るいパネルをドアまで廻し、一体感のあるデザインでまとめています。
すっきりデザインで分かりやすいところは、内装と同様に好感が持てる印象なのです。

ヴィッツのシートのつくりは普通ですが、ヘッドレストはグレードによる差があります。
全体的に独自のヘッドレストデザインなのですが、機能的には微妙なところかもしれません。
シートアレンジは標準的です。
今回はサイドエアバッグなどがオプションとなり、安全面では残念ながら後退しています。

収納部分については、いろいろ細かい収納つきで便利に使えそうです。
買い物アシストシートなどもグレードによっては備わり、至れり尽くせりの収納といえるでしょう。

トヨタのヴィッツは、トヨタらしいバランスの良いつくりと、万人向きのモダンデザインがポイントといえます。
燃費については、コンパクトカーとしては標準よりも良いのですが、他のトップレベルのコンパクトカーと比較すると若干劣ってしまうところが欠点といえそうです。
しかも非力な1.0Lエンジンなので、街乗り中心の手軽に足として使うべきクルマといえるでしょう。
その点でみれば、豊富な収納やスタンダードな装備も充実していて、使いやすさ抜群のコンパクトカーなのです。


トヨタ ヴィッツ  1.0Lエンジン グレード一覧
グレード価格燃費特徴
F1,195,000円23.0km/Lベーシックグレード
F“Mパッケージ”1,060,000円23.0km/L簡素装備のグレード
Jewela<ジュエラ>1,265,000円23.0km/L上級装備のグレード
(2WD、AT免許で運転可能のグレードのみをリストにしています)

                                       2010年12月23日作成

   

トヨタ ヴィッツ/TOYOTA Vitz    概要と印象    装備品    スペック
 
  グレード一覧


トヨタ ヴィッツ
  概要と印象
 
  装備品
 
  スペック
 
  グレード一覧



トヨタ ヴィッツ
 
スズキ スイフト
 
ニッサン マーチ
 
ブーンとパッソ
 
スズキ スプラッシュ
 
スズキ ソリオ
 
三菱 ミラージュ
 
三菱 デリカD:2
 
フォルクスワーゲン up!
 
フィアット 500
 
ルノー トゥインゴ


選んで使うコンパクトカー アイコン






 
選んで使うコンパクトカー    著作権
 
 
©2009-2010 rageFc All righit reserved