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  タイヤとホイール選び

タイヤやホイールは、意外にクルマの燃費に影響を与えるものです。
そこで、タイヤとホイールを交換するポイントを、経済面から考えましょう。

最近では、クルマの燃費を向上させるエコタイヤの性能が高くなり、使いやすくなっています。
何しろ、タイヤを交換するだけで、燃費が5パーセント向上するのであれば、経済面で かなり有利になります。

しかし、タイヤのコストが節約できる燃料代より高いと、その経済性が一気になくなってしまうのです。
そこで、タイヤのコストの上昇が幾ら位までなら効果があるのか、計算してみましょう。

まず、タイヤの寿命を5万kmとして、燃費を20km/L、エコタイヤによる燃費の向上を1km/L(5パーセント)とします。
ガソリン1Lを100円と仮定します。
普通のタイヤで5万kmを走ると、ガソリン代が25万円です。
エコタイヤで5万kmを走ると、ガソリン代が約23万8100円です。
つまり、エコタイヤが4本で1万円高くでも、十分元を取れる計算なのです。

しかし、クルマを購入した直後にエコタイヤに交換すると、タイヤの代金が4本で1万円程度でなければ逆効果です。
新車の場合は、エコタイヤの無理に交換するのは経済的には逆効果です。
タイヤ交換の際に、エコタイヤを選ぶべきでしょう。



ホイール(タイヤが付いている円形の金属部分)を交換することも、燃費向上には若干の効果がありますが、どの程度向上するかは資料がありませんし、比較が困難です。
タイヤとホイールの部分が多少軽くなるとしても、クルマ全体の重量から見れば、微々たるものです。
そこで、燃費の向上もわずかしかない事が予想されます。
ホイールは相当高価なので、経済的な面で考えれば、ホイール交換に燃費向上を期待するのは困難といえるのです。



経済面でタイヤとホイールを考えると、タイヤはエコタイヤの効果的な活用がポイントといえます。
ホイールについては、経済性は期待出来ないので 乗り心地改善やデザインという、付加価値を重視した判断が必要となりそうです。



   


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