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  トヨタ ポルテ/TOYOTA Porte 概要と印象

トヨタのポルテはコンパクトカーの中でも、室内スペースの確保と使い勝手に最大の重点を置いたコンパクトカーです。

ポルテの外観のデザインは、スペースを確保する為に直線を基本としています。
ちょっと古めのスクエアな形のミニバンを思い出させる四角いデザインが基本です。
しかし、ターゲットが女性の為に、かなり角を丸めた、可愛らしいイメージでまとめているところが面白いところです。
ルーフが大きなアーチを描いているところが、全体に柔らかい印象を与えているようです。

後面は、すっきりシンプルにまとめています。
ランプ周りの可愛らしさがデザイン上のポイントですね。
助手席側が大きなスライドドアなので、それを支えるピラー(柱)は、太めでしっかりしています。

外観の全体デザインとしては、ミニバン風の外形に、柔らかいデザインを織り込んでまとめています。
さほど上手いデザインではありませんが、素直でまとまりがあるデザインには、好感が持てます。

トヨタ ポルテ 前面トヨタ ポルテ 後面トヨタ ポルテ 内部
        画像は あるグレードのもので、紹介しているグレードと異なる場合があります。



ポルテの内装は、センターのまん丸のデザインが最大の特徴といえます。
かなり大胆ともいえるデザインですが、操作系もコンパクトにまとまって、かなり良いデザインといえます。
内装のデザインは、スッキリしつつ柔らかさを取入れた、馴染みやすいものにまとまっているようです。
外見同様、柔らかさを強調したデザインで、なかなか上手くまとまっています。

シートやドア廻りのデザインも、シンプルかつ柔らかさを取り入れたデザインで統一されています。
内部全体としても、統一感のあるすっきり柔らかさでまとめて、なかなか良いデザインです。

シートは普通のつくりで、使い勝手を重視しているために、体のサポートは弱いようです。
リアシートについても座面が短めなので、短距離の移動が基本といえそうです。
とはいえ、前席から後席まで ほとんどフラットな床面は、乗り降りなどには非常に便利です。
シートを倒すとテーブルにもなるので、行楽の際にも便利なクルマといえます。
収納部分についても、普通のクルマよりスペースを確保しにくい作りながら、細かい収納つきで かなり便利に使えそうです。
ラゲッジスペースは後席に高さなどが制限されるものの、普通の広さは確保しています。

トヨタのポルテは、ボディーの高さと床面のフラットさを有効に活用するシートアレンジがポイントです。
さらに便利さを加える電動スライドドアもポイントが高いコンパクトカーといえます。
弱点は、古いエンジンとトルコンによる、燃費の悪さでしょう。
とはいえ、使い勝手のよさは、他のコンパクトカーとは一線を画する素晴らしい部分があるので、お勧めのコンパクトカーといえます。


トヨタ ポルテの1.5Lエンジン グレード一覧
グレード価格燃費特徴
150r1,596,000円16.0km/Lベーシックグレード
150r“Gパッケージ”1,648,500円16.0km/L上級装備のグレード
(2WD、AT免許で運転可能のグレードのみをリストにしています)

                                       2009年3月28日作成

   

トヨタ ポルテ/TOYOTA Porte    概要と印象    装備品    スペック


トヨタ ポルテ
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