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  フィアット グランデプント/FIAT GrandePunto 概要と印象

フィアット グランデプントは、モノフォルムのソリッド感のあるデザインがポイントのコンパクトカーです。

フィアット グランデプントの外観のデザインは、ある高級車を思い出させるフロント廻りのデザインがポイントです。
ヘッドライトを含めて出っ張ったデザインが少なく、塊から削りだしたようなモノフォルムが特徴といえるでしょう。
グリルのデザインがちょっとレトロも感じさせます。
パッと見は非常にオーソドックスなデザインですが、微妙にラインを変えているところがさすがにイタリアのクルマです。
側面も緩やかにカーブを描く穏やかなデザインですが、リアタイヤの膨らんだ部分にリアドアが掛かる作りです。
妙なところにデザインが入るのが、イタリア流なのかもしれません。

後面もソリッドなデザインで、普通に見えつつ綺麗に収まるデザインは、かなり考えられています。
バックランプの低さは独特で、デザイン上でもアクセントとなっています。

外観の全体デザインとしては、ソリッドで高級感のあるデザインが基本です。
一見普通に見えつつも、よく考え込まれたデザインなので、じっくり見ても見飽きないのです。
素直で大人のデザインなので万人向きのデザインともいえますが、デザインにこだわり派も納得のコンパクトカーといえるでしょう。

フィアット グランデプント 前面フィアット グランデプント 後面フィアット グランデプント 内部
        画像は あるグレードのもので、紹介しているグレードと異なる場合があります。



フィアット グランデプントの内装は、素っ気なくまとめています。
センターに集中した操作系は使いやすそうですが、ちょっと地味で古さも感じさせるデザインなので、好き嫌いが分かれそうです。
とはいえ、よく見ると形には結構気を使っていることが分かります。
エッジの利いたメーター廻りのデザインや、パネルのエッジや折れなど、デザインのこだわりは意外に強いのです。
ちょっと地味に見えてしまうので、かなり微妙なデザインといえそうです。

ドア廻りのデザインは、かなりダイナミックな形で、アクセントカラーもポイントです。
ドアやシートを見ると、イタリアのクルマを感じるデザインにまとまっているようですね。
内部全体としては、一見地味ながら、かなりこだわりのあるデザインがポイントです。
細かい部分までしっかり見れば納得の、隠れたイタリアデザインなのです。
操作性も良さそうなので、実用性の高い内部のデザインともいえそうです。

シートはそこそこしっかりした作りで、デザイン面でもポイントとなります。
リアシートもフロントシート同様にデザインがポイントで、ヘッドレストまでしっかりデザインされています。

収納部分については、かなり少なめですが、通常の使用であれば困ることはないでしょう。
ラゲッジスペースはちょっと広めで、普通に使えそうです。
実用上は問題なく使える収納スペースといえるでしょう。

フィアット グランデプントは、ソリッドで普通に見えつつしっかりデザインされているところがポイントです。
使い勝手は標準的ですが、それだけに使いやすいクルマともいえそうです。
高い安全性を持った安定感のある走りも特徴で、ぱっと見やスペックよりも、じっくり中身で勝負のコンパクトカーなのです。


フィアット グランデプント グレード一覧
グレード価格燃費特徴
GrandePunto1,960,000円--km/Lベーシックグレード
GrandePunto Plus2,230,000円--km/L上級装備のグレード
(2WD、AT免許で運転可能のグレードのみをリストにしています)

                                       2009年6月15日作成

   

フィアット グランデプント/FIAT GrandePunto    概要と印象  装備品  スペック


フィアット グランデプント
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